連日の猛暑にうだる今日この頃です。出かけたくなかったけど、どうしてもの用事で電車に乗ることに。そういえば、今日は、かの有名なあの川での花火大会ではないか。。。さっさと午前中に用事を終わらせて帰宅して冷房の効いたリビングでアイスクリームでも食べながらテレビ中継観ようっと。
お昼過ぎ用事が終わりさて帰ろ帰ろおうちへ帰ろうって人込みをかき分けながら電車に乗って家まで歩いてた時に、ふと違和感に気が付いた。毎年絶対といっていいほど浴衣女子を見るのに今日は一人もいない!!あのターミナル駅ですらいなかった。。。やっぱりこの猛暑じゃ、いくら夏の風物詩浴衣で花火大会といっても着たくなくなるよねぇ。なんて思ってた矢先だった。吹き出す汗を拭きながら家路に向かっていたら、なんと前の方から浴衣女子が一人やってくるではないか!おおおお~~~~妙な興奮。絶滅危惧種のいきものをみつけたくらいのテンション!

その浴衣女子を見て浴衣の模様もヘアスタイルもかわいくて、そんなとき私の心に”命短し恋せよ乙女”のフレーズが思い浮かんだ。そう、この明言は吉井勇さんの詩「ゴンドラの唄」の一節です。そういえば、私ごとになるけど、約ウンジュウ年前、女子大生だったころ、大阪から浴衣で祇園さんに言ったではないか!あの頃浴衣が暑いだのめんどくさいだのそんなこと一切関係なかったではないか!ただ祇園祭に浴衣でワイワイ(すみませんねえ、彼氏とではなく女子会でした)いつもと違う自分にウキウキ🎶いつからだろう。。。めんどくさい、どうせ着てもなあ、、、ラクチンな服装がベスト、浴衣の着付けやクリーニングなどの諸々着ない理由探しばかりが上手になっていったのは。
いつの間にこんなにも月日がながれていったのだろう。振り返れば、あの時代は一瞬とまでは言い過ぎかもだけど、でもすぐ過ぎ去ったなあ。だから今日この猛暑で出会ったたった一人の浴衣女子にエールを心の中で送っていたのかもしれない。
”命短し恋せよ乙女”
確かに若くその若さのおかげで美しいそんな期間は誰しもあるでしょう。その特別なキラキラした時代を大切にしてほしい。ただこのフレーズの意味は一見すると女性の若さや美しさが短い間しか続かないことを強調しているようなネガティブフレーズにもとらえられがちですが、人生半分過ぎた今の私だからこその見解もある。
”人生は短いからこそ、今を大切にして情熱をもって生きなさい”
したがって必ずしもネガティブな意味だけではなく、ポジティブな生き方を促しているあつ~いメッセージなんだよぉ~~~。
よしっ。まだまだいくよ!人生100年時代ですものね。